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2004年 07月 28日
たまたま手にとった本ではなく、たまたまリンクしたサイトで、教えられることが多々があります。「加藤秀俊データベース」を見ていますと、「わが人生は三〇ギガ 著作データベース公開てんまつ記」のご案内 が書かれていました。
この文章が掲載してあるのが、『本とコンピューター』のサイト。そのサイトに行きますと、2004年夏の新刊が掲載されていました。その中に『古本屋のはじめかた』という本の紹介があり、各古本屋さんが載っていました。 市川慎子(海月書林) 佐藤龍(かげろう文庫) 前野久美子(火星の庭) 宮地健太郎(古書ほうろう) 長谷川洋子(上々堂) 寺井昌輝(書肆 砂の書) 中島潤(古書象々) そこで、各古本屋さんのHPを見てみようと思い、まずは海月書林。 海月書林の日記のなかに、「『銀座百点』佐野繁次郎表紙時代 」という項目がありました。それをクリックすると、『銀座百点』のことが次のように書かれていました。 <『銀座百点』が発行されたのは、1955年(昭和35年)。発行元は、「銀座に店舗を持ち、常に信用と奉仕の百点満点を心するもの百店(創刊号より)」が集まってできた銀座百店会。都会文化の中心・銀座で商売を営む店々が、「より高い、より明るい、より美しい、より楽しい銀座、何処にも他に求めることのできない立派な銀座に育てあげる(同)」ことを目標に刊行したのが、日本で初めてのタウン誌である、この『銀座百点』だったのです。> 『銀座百点』は知っていましたが、こうした経緯は知りませんでした。同誌は銀座百店会のお店で無料配布しています。今まで気軽に読んでいましたが、日本で始めてのタウン誌、内容が充実、表紙に個性の、この雑誌、これからはそういうわけにはいかなくなりました。人に歴史があるように、雑誌にも歴史があります。 こうした予想できない飛躍と展開、これがハイパーリンクの、Webの面白さです。 ・・・・・ さて、私は何を調べようとしていたのでしょう。
by h_osd
| 2004-07-28 00:53
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