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2004年 07月 26日
「灯台下暮らし」という言葉がありますが、こういうことがとかく多いのです。exciteについても、ポータルサイトをどれだけ見ているか。「イズム」や「ガルボ」はいい企画ですが、エキサイトメニューのなかにもいいものがあります。 それが、excite Books です。 「ニュースの本棚」「ベストセラー本ゲーム化会議」「INTERVIEW 今月の人」など、面白く読みました。 「INTERVIEW 今月の人」は浅羽通明です。それ以外に、過去のインタヴューも、君塚良一、山形浩生、内田 樹、斎藤美奈子、香山リカなどの各氏が取り上げられています。 特に、オススメはクラフト・エヴィング商會の吉田篤弘さんと浩美さんのお二人の話「本づくりのアイデアはいろいろなところに転がっています」です。 <ユニット名は稲垣足穂の本に出てきた「クラフト・エビング的な」という言葉から。「なんとなく、いい感じ、くらいのニュアンスかと思ってつけたんですけど」(浩美さん)、後になって変態研究の第一人者であった医学者クラフト=エビング博士の名前だと知る。なのでクラフト=エビング博士から影響を受けている部分はないらしい。> この名前の由来からユニット(吉田ご夫妻)で本づくりをすることまで、いままでにないかたちではないかと。名前、ちょっと妙ですが、この妙な感じがいい。 実際にこのインタビューは2003年4月のものです。すでにクラフト・エヴィング商會の第一期を終了し、第二期になっています。その第一期のまとめの作品が『ないもの、あります』です。このタイトルと装丁もまたいいですね。 尚、クラフト・エヴィング商會のファンサイト、「クラフト・エヴィング商會同盟」で、クラフト・エヴィング商會の作品を見ることができます。
by h_osd
| 2004-07-26 20:29
| 単行本
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