昨日、神田神保町に行ってきました。いつものコースを巡回しましたが、この日は足を延ばして、白山通りの古本屋さんを見て廻りました。神保町の交差点からJR水道橋駅までコースです。
ちょうど昼時のせいか、多くの人たちが行き交っていました。古本屋さんの店先を眺めながら歩いていると、小さな古本屋さんがありました。均一本だと思って、その台をみますと、なんと2冊100円、1冊50円の文庫を見つけました。
100冊もない文庫の中で、種々の文庫に紛れ、河内紀さん、常盤新平さん、小泉武夫さんの文庫がありました。即、買ってしまいました。小泉武夫さんは初めての著者なのですが、発酵学の権威で、「東京農大の痛快教授」だそうです。
池内 紀 『ウィーン』 (ちくま文庫)
『恋文物語』 (ちくま文庫)
常盤新平 『ニューヨーク紳士録』 (講談社文庫)
『ザ・ニューヨーク・アイ・ラヴ』 (講談社文庫)
小泉武夫 『奇食珍食』 (中公文庫)
『酒肴奇譚』 (中公文庫)
『粗談義』 (中公文庫)
収穫とはいえませんが、まずまずか。こうした文庫が転がっているのが神保町界隈です。だから愉しい、面白い。時にはいつものコースでない、寄り道や回り道もいいかもしれません。