平岡正明さんの新刊2冊、1冊は『昭和ジャズ喫茶伝説』(平凡社)、もう1冊は『哲学的落語家!』(筑摩書房)がいま手元にあります。
まず後者から読んでいますが、なんといったらいいのでしょうか。これは桂枝雀をテーマにした本ですが、内容はフリージャズ。即興から即興へ、自由自在、跳躍から跳躍へ、変幻自在。ちょっとハードでついていけるかどうか!?
そう思いながら読み進むと、南陀楼綾繁さんを発見! 次のように引用されていました。
<P.S. - 担当の長嶋さんからWEBサイトから拾った記事だとFAXが来た。「有明夏夫さん死去(二〇〇二年十二月十七日)。好きな作家を挙げろと云われたら、おそらく20番までには入るであろう小説家が66歳で亡くなった。肝不全とのこと。新聞の訃報欄に小さく載っただけで、その後、文芸欄でもまったくフォローがない。」発信者は南陀楼綾繁。有明作品を近時目にしないのを不思議に思ってのことだった。亡くなったのか。>p231
取り急ぎ、お知らせまで。
今朝「ナンダロウアヤシゲな日々」を見ますと、11/4~7にかけての関西旅行記の書込あり。これまたおもしろく読みました。