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2005年 09月 01日
書店状況がなんとも激しく変化していますが、本の世界も大きく変化をしています。8月30日朝日新聞朝刊では「波に乗る「500円本」」という見出しで、500円本を紹介しています。
500円本のベストセラーって、知っていますか。 『これだけは知っておきたい個人情報保護』 岡村久道、鈴木正明 日本経済新聞社 87万部 『ワルの知恵本』門昌央と人生の達人たち 河出書房新社 70万部 『またまたワルの知恵本』人生の達人たち 河出書房新社 28万部 このあとは10万部台の本が続きます。いわば雑学、ハウツー本が主。それでも売れるということは読者のニーズに合致しているからです。これからも続々500円本が出版される予定だそうです。 記者も書いていますが、ワンコインといえば100円です。100円本も出てくる気配だそうです。しかし量が増えてくると、求められるのはコンテンツ、質ということになります。 しかし、もうすでに100円ショップには100円本があるし、新古書店にも100円本があるし、古本屋さんにも均一本もあります。もうすでに100円本は一般化しています。 先日Bに行くと、ちょうど500円均一をしていました。その時、目に留まったのが、佐野眞一さんの『阿片王-満州の夜と霧』(新潮社)。これも最新刊です。その後新聞を見ますと、この本が東京堂書店のベストワンになっていました。 また『細野真宏の世界一わかりやすい株の本』も100円でしたので、買ってきました。正価ではちょっとといった本も、この価格ですと、手軽に購入することができます。 改めて、本の価格を取り上げる前に、既に本の「価格破壊」は広く浸透しています。
by h_osd
| 2005-09-01 21:43
| 単行本
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