[電子出版の街角]の「
24時間の奪い合い」でおもしろいデータが掲載されていました。
マスコミ界の専門紙の「文化通信」にビデオリサーチによるこの4年間のメディア接触時間が紹介されていたそうです。
新聞 34→34分
雑誌 24→22分
ラジオ 42→38分
テレビ 188→179分
全般、低減しているなかで、インターネットだけが23→39分と伸びているといいます。この伸びにより、5つのメディアの中ではインターネットが第二位となります。
5つの媒体の接触時間の合計は311~312分でほとんど変わらないそうですから、あとは接触時間の争奪戦となります。
なんといっても、テレビの接触時間は抜群です。この時間も減っていますが、接触の半分以上の時間を占めていますので、まだまだテレビの時代は続きます。
ですから、インターネットとテレビの融合へという発想も生まれます。TV+NETというメディアが普及すれば、それだけメディア接触時間の約70%が独占できます。
ゼロサムの競争で、テレビが独走するか、ネットと融合するか、ネットのこのまま伸びつつけるか。興味は尽きません。
が、[電子出版の街角]の著者も書いていますが、書籍というメディアはどうなってしまったのでしょうか。またどうなってしまうのでしょうか。