okatakeの日記を少々遡りますが、2005-07-08「
本棚組み立て、本を入れるなり」で、岡崎さんがフリーの大変さを書いています。
<「読書人」からひさびさに依頼があり、文庫特集で平凡社ライブラリーから5冊ほど選んで推薦することに。原稿料、税込みで一枚1300円は安いなあ。もちろん、やるけど。専門分野だから。三枚書いて、税抜きで3500円くらいか。こんなこと言うのやらしいけど、新聞だと、10倍くらいくれるのだ。下手すると15倍。こんなに差があるっていう業界、ほかにあるのかね。まあ、ずいぶんタダの仕事もしているわけだが。>
そして
<ナンダロウくん、やっぱ、フリーは大変だよ。>
といっています。これがフリーの、岡崎さんの現実。そしてこれを読んで、原稿料の差に驚かされます。0円から万円まで。そして呼びかけられたナンダロウくんも、仕事を、とかつてブログで書いていたように思います。「やっぱ、フリーは大変」なのです。
そんなことを考えながら、日垣隆さんの『売文生活』(ちくま新書)を再読したくなりました。