今日のブログ巡回でメモしたこと。
〔1〕『季刊・本とコンピュータ』終刊
《陸這記》 crawlin’on the ground 6/4 で、「『季刊・本とコンピュータ』終刊」について書いてありました。
仲俣暁生自身も津野海太郎さんとの出会いからこの雑誌を関わり、いまに至っています。
<1997年から自分の仕事の中心としてやってきた(立場はフリーランスの業務委託契約だが)『季刊・本とコンピュータ』という雑誌が、今月10日発売の号で、予定通り終刊となる。先月末に校了し、見本も無事刷り上ったので、あとは残務処理をして、すべておしまいである。>
そして、その終刊に伴う、
<個人的な寸感>が書かれています。雑誌から出版業界までについて、難しい問題が山積しています。
終刊の表紙ではありませんが、本当に何が終り、何が始まるのか。
〔2〕右文書院の出版予定
右文書院という出版社は以前一度取り上げましたが、最近堀切直人さんなどの本と出していますので、気になっている出版社です。その出版社の編集者とセドローさんが会い、同社の今後の出版予定を、「
古書現世店番日記」6/4に書いています。
<なんか、すごいことになってるよ>
なのです。
これから右文書院の出版予定。
堀切直人 『浅草』- 大正篇
濱田研吾 『脇役本』
海野弘さんの自伝(出るらしい)
この3冊。確かに気になります。特に海野さんの自伝に興味があります。多種多彩、博覧強記で、数多くの著作がありますが、その知的生産の方法についてはあまり触れられていません。その点、知りたいですね。
自伝ですから、海野さんのひととなりも知りたいのはもちろんですが。