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2005年 04月 03日
「デイリー・スムース」2005年3月30日(水)百円で地団駄を踏む春の宵 を読んで、おもしろい遊びもあるものだと思ったのが、「スムース友の会」での「均一本十番勝負」です。
これは<二人が、スケッチブック一ページに一冊、題名などを大きく記して、会場に見せながら解説。判定は参加者の挙手>によって勝者を決めるというものです。 (いつの間にか、ブログに写真が挿入されていました。これって、ありましたっけ。ま、何となく雰囲気がわかりますね。) 今回の「岡崎武志 vs 山本善行 100円均一・十番勝負」は岡崎5勝、山本4勝、1引分で、岡崎が辛勝したそうです。詳細は同ブログを参照ください。 なんとこの勝負、東京でも行うようです。 <「東京スムース友の会」(5月8日か9日あたり)でも、均一本十番勝負トーナメントを行うという話になったので、いずれ南陀楼綾繁の方から告知があると思います。> ちょっと愉しそうですね。どんな本がでるのやら。 そういえば、出久根達郎さんたちもこうした「本遊び」(といっていいのか)をやっていました。それが「あった会」です。 第三土曜日の夜、ある割烹に古本好きが集まります。均一本十番勝負のように、その本を比較します。その比較の仕方がちがいます。出久根さんが行事役をし、古本屋の売値を示し、一番もうけ幅が大きい本を出した人がほりだし大賞を受賞するというもの。 そしてユニークなのが大賞受賞者がその席の勘定を支払わねばならないという点です。その受賞者は<まさに王様気分、ほりだしの苦労話にも一段と熱がこもる>そうです。当然そうでしょうね。 これは、出久根達郎さんの『古書法楽』(神泉社)に出ている話です。本は読むためだけでなく、遊ぶためのものでもあります。
by h_osd
| 2005-04-03 22:26
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