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2005年 02月 15日
「life in an old cottage」の「角田光代さんのエッセイ」にこう書いてありました。
<角田さんが“庭”と呼ぶ西荻窪には古本屋が多いと言う。そして彼女に言わせると、西荻の古本屋には「一度は誰かに読まれ、その誰かを作りあげる小さな細胞のひとつになった」本が多く並んでいるように感じるそうだ。> 古本は中央沿線で、今年から荻窪、高円寺を中心に動いています。西荻はまだ未開の地。雑誌、本などでも数多く取り上げられている場所で、角田さんの庭をなりますと、これからの開拓予定地区に加えねば。 庭があると、当然住まいということになるのですが、「おに吉古本案内」第2号で、角田光代さんが「じつはわたしは古本屋さんの上に住んでいる」というエッセイを書いています。 <私の住むビルにはたくさんのテナントが入っている。薬屋とカメラ屋と飲み屋と歯医者と、それから古本屋。この古本屋は、ビルが建つずっと前から同じ場所にあったようで、昔の人のエッセイを読んでいるとひょっこり名前が出てきたりする。また、七十歳の知人に家の場所を説明すると「ああ、あの本屋の上か」と、すぐ名前が出てくる。・・・・・・> このエッセイが掲載されている「おに吉古本案内」は、「おに吉」は荻窪のお、西荻窪のに、吉祥寺の吉をとったもので、この地区の古本屋さんのPR誌です。角田光代さんのほかに、亀和田武さんのエッセイもあります。この地区の古本屋さんにおいてありますので、聞いてみて下さい。編集長はあの岡崎武志さんです。 個人的な詮索はともかく、荻窪、高円寺、そして角田光代さんの庭、西荻窪。注目スポットであることに変わりありません。今週は西荻窪へ。 ※2/16 角田光代さんが亀田光代さんになっていました。お詫びして訂正します。
by h_osd
| 2005-02-15 07:51
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