角田光代さんの「時速四十キロで未来へ向かう」という小説が 「
日産 TEANA スペシャルサイト」 にあるという。
そこに行くと、次のような紹介があった。
日産の「8つの短編小説」
TEANA WORLDでしか読めない旅の物語。
8人の作家が"大人の旅"をテーマに
8つの短編小説を完全オリジナルで書き下ろします。
私はFlash本を手に取った。この本、本を読むようにデザインされていた。ゆっくり一ページずつめくり感じが心地いい。
こうした見せ方、読ませ方もあるのだと感心した。見せ方は大事。外見が大事なように。
それを見てから、YEBISU BARに行って、「
プレミアムストーリーズ」を聞く。日産と同様、YEISUも「第一線の作家によるオリジナルストーリーズ」を紹介している。
こちらはFlash本とテキスト本の2種があり、どちらでもチョイスできる。選べるというのもいい。人の好みは気ままだから。
いままでのストーリーは
「愛たい・・・」 作/横山秀夫
「みんなのグラフ」 作/吉田修一
「7月、最初の金曜日」 作/石田由良
「陽炎稲妻水の月」 作/角田光代
そして、いまは
「うつくしいぼくの母の話」 作/三浦しをん
Flash本で、袴田吉彦さんの朗読を聞いた。本当に久しぶりの本の朗読。何年ぶりか? 妙に新鮮でそのまま聞いていた。
本のかたちとないようの関係。かたちが変わればないようも変わる。ないようも変わればかたちもかわる。
それを聞き終えて、ふらっとそのサイトから外に出た。