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2005年 01月 25日
ブログでも何人かの人が取り上げていました、『スポーツを「読む」-記憶に残るノンフィクション文章讀本-』(重松清著 集英社新書)を読みました。
この新書は雑誌「Sportiva」に掲載したものをまとめた、<スポーツから豊饒な「物語」を紡ぎ出してくれた素晴らしい語り部たちへ、感謝と敬意を込めて綴ったブックガイド>です。 ちょうど80年代は「ニュージャーナリズム」の主流で、その流れの中では、スポーツライターは今のようには注目されていなかったように思います。 それが注目されるようになったのは80年4月「Number」(文藝春秋)が創刊されてからでしょう。この雑誌、スポーツ雑誌の新しいカタチとして、鮮明に記憶に残っています。 本書、39人のスポーツライターが取り上げられ、その内容は次の通りです。 Ⅰ 俊英たちが切り拓いたスポーツを「書く」という豊饒の世界 山際淳司 / 沢木耕太郎 / 玉木正之 / 関川夏央 / ロバート・ホワイティング Ⅱ 「見る」という行為を文学者たちも多彩に表現する 開高健 / 寺山修司 / 村上春樹 / 三島由紀夫 / 山口瞳 / 村松友み(み=示+見)/ 村上龍 / 海老沢泰久 / 夢枕獏 / 高橋源一郎 / ノーマン・メーラー Ⅲ スポーツには「読む」名調子というものもある 二宮清純 / 近藤唯之 / 佐瀬稔 / 大橋巨泉 / 阿久悠 / 虫明亜呂無 / 梶原一騎&水島新司 Ⅳ 対象との距離の取り方が新しい「興奮」をつくる 金子達仁 / 小松成美 / 佐山一郎 / 後藤正治 / 最相葉月 / 夏坂健 / 増島みどり / 小関順二 / 井田真木子 Ⅴ 「過剰」にこだわった時、文章のワザが変化する ターザン山本 / 吉田豪 / 浅草キッド / 豊福きこう / ホイチョイ・プロダクション 私の印象に残っているライター。 Ⅰ→ 山際淳司、沢木耕太郎 Ⅱ→ 開高健、寺山修司 Ⅲ→ 梶原一騎&水島新司 Ⅳ→ 草野進、金子達仁(井田真木子) Ⅴ→ なし やはり、スポーツ・ジャーナリズムの世界では、山際さんと沢木さんでしょう。これでスポーツライターのイメージが決まってしまったといってもいいでしょう。それだけこの二人の存在は大きかったといえます。 また、上記、女性ライターが少ない気がします。小松さん、最相さん、増島さん、(井田さん)の四人。これから新しい女性ライターがどんどんいい作品を書いてもらいたい。 スポーツ雑誌も「Number Web」をはじめ、集英社の「Sportiva(スポルティーバ)」、光文社の「VS.(バーサス)」とラインナップが整っています。 こうしたスポーツライターの見取り図が見えたことにより、次の段階に向けて、新しいスポーツライターが生まれてもいいように思います。
by h_osd
| 2005-01-25 07:16
| 文庫・新書
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