地震カミナリ火事おやじ、ではなくTSUNAMI。インドネシア スマトラ島沖地震でTSUNAMIの被害が日を追うごとに拡がっています。自然の驚異を目の当たりにすると、人間の力のいかに卑小なものであるかを実感します。
紀田順一郎さんの「IT書斎」の「
書窓漫録」(1/8)で、自然の猛威に対して、「備えあれば憂いなし」の五箇条を上げています。
①これだけは必須、書棚の転倒防止。
「書棚は重量の点で冷蔵庫に匹敵する危険物。」まずはここから。私もこの点は無防備でしたので、チェックです。
②ガラス扉つきの書棚は改造する。
「蔵書家ならたいてい持っているガラス扉つき書棚は、震度7.5以上には凶器と知るべし。」天変地異は日常当たり前のものが凶器となります。
③書斎の窓には強化ガラスを。
「強化用の安全な網入りガラスに換えたい。」できればそれにこしたことはありません。
④電子データは分散を。
「データは日常必ずバックアップをとり、安全なところに分散する。」これはデジタルデータの保存のきほんのきですね。
⑤無人島ならぬ“避難所の1冊”を用意すべし。
「非常持ち出し用に座右の書を1冊だけでも用意し、避難袋に入れておこう。」
「避難袋」にこの一冊。あまり重くなく、きびしい状況のなかで、繰り返し読んで耐えるもの。と考えますと、紀田さんが言われるように、選定がむずかしい。さて。