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2004年 11月 13日
半藤一利著『昭和史』の影響もあって、歴史への関心が増しています。そんな時に、宝島社特別編集の『1970年大百科』を見つけました。これは60年、70年、80年、90年の4部作の一冊です。一気に4部作を読みました。
年代は少しずれているのですが、次の4冊。 1960年大百科(東京タワーからビートルズまで)→1954年~1964年 1970年大百科(サイケから仮面ライダーまで)→1965年~1974年 1980年大百科(超合金からYMOまで)→1975年~1984年 1990年大百科(おニャン子からバブルまで)→1985年~1995年 政治・経済というよりも社会・文化にウェートをおき、どちらかというと流行という視点でまとめています。時代時代に事件・流行あり。これらの時代と自分史を重ね合わせると、思い出すこと、忘れていることが多いのに驚かされます。 こうして時代を流行面で見てきますと、各年代の特色を見ることができますし、写真はそのまま時代を映すということが実感できます。この4冊、写真だけ眺めていても飽きません。写真は時代を映す鏡です。 『1970年大百科』のなかで、1973年ブロンズ社から出版された『ニッポン若者紳士録』という本を紹介しています。この本は当時有名無名の若者600人のプロフィールを記載してあります。これが面白い。 紹介したい人は数多くいますが、ここでは2名を紹介します。 川久保玲 昭和17年東京生まれる。慶応大学文学部哲学科美学を卒業後、旭化成宣伝部に入社。コマーシャルのスタイリストをしたり、ファッション情報の収集、ファッション動向の研究などをしていた。この会社に二年いて、その後フリーのスタイリストをしていたが、コマーシャルの服は本当のファッションではないし、すぐものたりなくなって三年前に二人で“コムデ・ギャルソン”というアトリエを開いた。連絡先 港区赤坂九の二の十三、赤坂セントラルマンション101 〔 〕 昭和21年、8月13日生まれ、日吉ヶ丘美術学校卒。京都にいた頃何をしていたかと云うと、『馬鹿ばっかりやっていた』そうである。絵を書いたり詩を書いたり、ルンペン。23の時上京。一大ブームを作ったフォーク・クルセーダーズに詞を提供したりしていた。12チャンネルのフォークの番組に出演してどうやら生活をまかなった時もある。職業は?『アナーキストは職業を持たない。』 さて、これはだれでしょう。あの松山猛さんです。ポバイ、ブルータス等の編集者を経て、または趣味の人に。そしてフォーク・クルセーダーズに詞を提供したのが一世を風靡した「帰ってきたヨッパライ」。 この二人の紹介を読んでも、時代の雰囲気が漂っています。川久保さんはらしく、また松山さんもアナーキストは職業をもたない生活をしてます。こんな話がいろいろでてきます。 エッ、ウソ、ホント、だから、歴史はおもしろい。
by h_osd
| 2004-11-13 09:59
| 単行本
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