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2005年 05月 27日
まさに、インターネットは膨大な情報のアーカイブであり、摩訶不思議な世界でもあります。情報はネットに溢れ、知らないことが多すぎると嘆息することになります。
たとえば、今日「黌門客」ブログを見ますと、坪内祐三さんの最新刊『古本的』(毎日新聞社)の広告が週刊新潮に掲載されていたということを知りました。 そこでその本を調べようと、「古本的」をGoogleで検索しました。 そうするとなんと、おもしろいサイトが検索ページのトップに掲載されているではありませんか。「北原尚彦の古本的日常2003年」と「北原尚彦の古本的日常2005年」。 ご承知の通り、北原尚彦さんは『奇天烈!古本漂流記』(ちくま文庫)の著者で、この「北原尚彦の古本的日常」を運営しています。さらに北原さんはこれとは別に「北原尚彦の書物的日常」というHPも制作・運営しています。 検索のキーワードによって、こうした結果が表示され、新しいこと=情報を知ることができます。検索という作業にこうした意外性があり、です。もっと検索を絞り込むと、求める情報を素早く正確に抽出することができます。 究めよ! 検索。 そう、その下に、載っていました、坪内さんの本。 <セブンアンドワイ - 本 - 古本的 古本的,坪内祐三/著. ... 古本的. 古本的. 著者/訳者名, :, 坪内祐三/著. 出版社名, :, 毎日新聞社 (ISBN:4-620-31719-5). 発売予定日, :, 2005年05月31日. 予定価格, :, 1785円(税込). 取扱状況, :, まもなく予約終了. 取扱状況について ...> 発行予定日が5月31日ですから、来週にはこの本が書店の店頭の並ぶでしょう。毎日新聞掲載でしたか、あるいは別か、どちらにしても古本に関しての坪内さんの本ですから、まずは店頭へ。 #
by h_osd
| 2005-05-27 07:05
| web+
2005年 05月 26日
「雑誌で歩く戦後」というタイトルで、日本経済新聞5/26夕刊に永江朗さんが連載(おそらく)始めました。しかし連載でしたら、番号がふられ、今回が①のはずです?
今回永江さんが取り上げたのは、あの「平凡」いう雑誌。この雑誌、ご存知ですか。月刊「平凡」はまさに戦後混乱の最中の1945年11月末に創刊号が発売されました。 出版社名は凡人社といいます。作る人が凡人だからということで名づけられました。この凡人社が平凡出版になり、現在のマガジンハウスになったということはご周知の通りです。 A5判、全四十八頁、定価1円という、創刊号3万部はあっという間に売り切れたそうです。そのあとは1955年には百四十万部を突破し、1959年には姉妹誌「週刊平凡」が創刊、それ以降は昭和という時代とともに「平凡」あり、の時代が続きます。 <1987年、「読者のみなさん、ありがとう。スターのみなさん、ありがとう」と書かれた表紙で、「平凡」は終わる。同じ年に石原裕次郎が逝き、翌々年、美空ひばりが逝った。昭和が終わった。戦後の復興が終わり、「大衆」はいなくなった。> こうしたコラムは永江さんによる連載にしてほしいですね。そして、自分の雑誌遍歴を綴った坪内祐三さんの『わたしの体を通り過ぎた雑誌たち』(新潮社)と読み比べてみてもいいと思います。 これが永江さんの連載であることを願って。 #
by h_osd
| 2005-05-26 21:15
| et cetra
2005年 05月 26日
埼玉新聞の「WEB埼玉」のニュースのなかで、<「鶴見良行文庫」を開設>について触れていました。
<埼玉大学共生社会研究センターは六月、アジアと日本の関係を市民の立場から探り続け、独自のアジア学を切り開いたことで知られる評論家、鶴見良行さん(一九二六年~九四年)の遺した約七千冊の蔵書や約五万枚の写真などを所蔵する「鶴見良行文庫」を開設、一般公開する。> 6月からですから、来週から公開ということになります。約7千冊の蔵書や写真も見てみたいと思います。また埼玉大学では資料を横断的に検索できる検索ソフトの開発を進めています。こちらも興味があります。 上記蔵書のほかに、約2万枚カードやノート(約20冊-asahi.comより)も公開され、見ることが出来るそうです。鶴見さんの著作の素=知的生産の素材も見ることができます。 今週5月28日の「鶴見良行文庫」開設記念シンポジウム「アジアと日本と、市民社会のゆくえ」は定員に達したそうですが、そのシンポジウムは次の通りです。 哲学者鶴見俊輔氏や作家の池澤夏樹氏の講演と内海愛子、熊岡路矢、中村尚司、宮内泰介、吉岡忍、村井吉敬の各氏らのパネル討論が行われる予定です。 尚、「鶴見良行著作集」全12巻はみすず書房より出版されています。 #
by h_osd
| 2005-05-26 06:45
| et cetra
2005年 05月 25日
ニューヨーク紀伊国屋書店のサイト発見。このサイトの「本屋のおまけ」というページに河野多惠子さんの「ニューヨークを読む」というコラムがあります。
河野さん、いまニューヨークに在住だそうです。いいですね。自適悠々の生活。ゆっくりと、のんびりと、楽しみのための読書が出来て、うらやましい限りです。それもNY=※ビックアップルで。 その河野さんのコラムのなかに、こんな一節がありました。 <T・カポーティの作品は幾つか読んでいるのに、『ティファニーで朝食を』は、二年ほどまえにニューヨークの書店で買って初めて読んだ。彼は南部の生まれ育ちだが、この名作以上にマンハッタンを私に感じさせる作品には、その後もまだ出会ってはいない。> T・カポーティですか。そういえば誰でしたか、『夜の樹』もいいよって、言っていたのは。この本をネットで調べると、訳者は川本三郎さんです。ことばから本、人、街へと、想像力の飛躍と連鎖がはじまります。 ※「ニューヨーク文学散歩」の「ニューヨークの七不思議」より。 いろいろな説がありますが、最も多いのは、1920年代の新聞記者ジョン・フィッツジェラルドが自分のコラムで使い始めたのが最初とか。その記者がニューオーリンズで競走馬を送り出す厩舎の人たちに「この馬はどこに行くのかい?」と聞いたところ、「その辺のちゃちい競馬場じゃないよ、こいつは“ビッグアップル”目指してるんだからな」と答えたそうです。 その昔、ニューヨークはベルモント競馬場という檜舞台に出場する馬がニューヨークに向かうことを「こいつはニューヨークっていうでっかいリンゴ(馬の好物で、勝つとご褒美にもらえる)を目指してるんだ」と言ったことから。 その後、1930年代に入ると、ジャズミュージシャン達がジャズの本場ハーレムを指して「ビッグアップル」と呼ぶようになりました。ハーレムで演奏できるのは「甘いリンゴのように」一番オイシイ舞台だったんですね。そうこうしているうちに、そのニックネームはマンハッタン全部を指すようになり、今に至ってるそうです。 #
by h_osd
| 2005-05-25 21:37
| web+
2005年 05月 25日
ニューヨークといえば、常盤新平さん。昨年5月に『ニューヨークの古本屋』(白水社)を出版しました。実はこれを読んでから、常盤さんのニューヨーク本を集め始めました。
その常盤さんの本でずっと気になっているのが、「日本ペンクラブ編 常盤新平 選」の『ニューヨーク読本』(福武文庫)です。これがⅠ・Ⅱ・Ⅲと3冊出版されているのですが、最後のⅢがないのです。 WANTED!『ニューヨーク読本 Ⅲ』 この文庫はいまはなき福武文庫で、ニューヨークをキーワードに、次の3つに区分し、この街にかかわる文章を選んでいます。 ニューヨーク読本Ⅰ ニューヨークを知る ニューヨーク読本Ⅱ ニューヨークを歩く ニューヨーク読本Ⅲ ニューヨークを楽しむ 例えばニューヨークⅡに掲載されている方々。 開高健 「ニューヨーク、この大いなる自然」 植草甚一 「ニューヨークは不思議な都会」 サトウサンペイ 「走りまわったニューヨーク」 小田実 「松の木の下にウナギ-ニューヨーク貧乏案内」 常盤新平 「マンハッタン八五年五月」 枝川公一 「ニューヨークにこだわる」 片岡義男 「マンハッタン10番通りと14番通り」 粉川哲夫 「都市の身ぶり-映画の中のニューヨーク」 青山南 「ダコタの百年」 永沢まこと「シェルター潜入スケッチの記」 吉田ルイ子「ハーレム百二十五丁目のヒーローたち」 亀井俊介 「ビルの底から道はひろがる」 山口昌男 「ニューヨーク」 こう列挙しますと、すごい方々が並びます。それだけ、皆さんがニューヨークに関心があり、その街について考えているということです。考えるには考えさせるなにかがなければならないのですが、ニューヨークにはそれだけのなにかがあるということになります。 私もニューヨークは好きな街の一つです。NYの、あの熱気と喧騒と混沌が不思議なエネルギーとなって、街に溢れています。それも世界中の人という人が、物という物が、事という事が渾然一体となって、圧倒的な「いま」が形成しています。 では、東京という、街。 ニューヨークのように、「東京読本」というアンソロジーを編むことができるのでしょうか。 #
by h_osd
| 2005-05-25 06:50
| 文庫・新書
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