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知ったかぶり週報」 9月1日付を見て、これまた驚きです。あのビレッジバンガード、六本木ヒルズ店が8月31日で閉店しました。同店、売場面積が約1000平方メートルと同社最大の店舗だったため在庫回転率が悪く、販売対象のズレもあり、経営効率が悪化したとのことです。
六本木ヒルズ自体、来場者が大人をターゲットにしていますので、販売対象のミスマッチはあったと思います。来店者が違えば、売れるものも売れないのは当然。そこで、即断即決、即行動となったのだろうと思います。こうした素早い判断は今の時代に求められています。
楽天の会長でもあり社長でもある三木谷さんの経営スローガンのひとつは「スピード!スピード!スピード!」だそうです。そう考えますと、妥当な判断と迅速な行動とも言えるでしょう。
私も何度となくビレッジバンガードに行きましたが、売場が広く、ゆったりと本やグッズを見ることができ、意外性もあり楽しい店でした。
その店で、私が最後に買った本は『スローライフでいこう』(エクナット・イーシュワラン著 ハヤカワ文庫)でした。個人がスローライフをめざすのはいいのですが、会社がスローライフというわけにはいかないようです。