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2004年 07月 11日
こう暑い日々が続いても、まだ梅雨明けしない? 本当に今年の夏は猛暑になりそうです。
昨日の午後、新宿に出る用事があり、少し足を伸ばして厚生年金会館の先のブックオフに行っていました。 久しぶりに来ましたので、まずは「均一小僧」岡崎武志さんのように、105円の均一棚から見て回りました。 そして、6冊を購入、計630円。この6冊でこの値段! 1.栗本慎一郎著『意味と生命』(青土社) これは内容も関心ありですが、なんと言っても、ブックデザインが戸田ツトムさんでしたので購入。戸田ツトムさんの「Adobe Indesign」の紹介をQuickTimeで見ることができます。 2.谷沢永一著『先見力の達人・長谷川慶太郎』(学研) 谷沢さんの著作、特に書評や読書コラムと中心としたものに関心があります。先日も読書コラム集『閻魔さんの休日』(文芸春秋)を小宮山書店のガレージセールで購入しました。 3.糸井重里著『インターネット的』(PHP新書) ご承知の通り「「ほぼ日刊イトイ新聞」で知られている著者。同サイトは一日30万を超えるアクセスがあるそうです。その他、インターネットに関してもいろいろな試みをしています。そうした体験通してのインターネットについての考察。 4.山下柚実著『五感生活術』(文春新書) 著者「身体と社会の関わりに関心を持ち、美容整形、エイズ問題、五感などを取材」し、95年には『ショーン 横たわるエイズ・アクティビスト』で、第一回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞しています。 5.浦出善文著 『英語屋さんの虎ノ巻』(集英社新書) SONYの井深さんの専属「英語屋」を経験し、それを『英語屋-ソニー創業者井深大に仕えた四年半』に表し、今回さらに、その虎の巻を公開。 6.北大路魯山人著『魯山人味道』(中公文庫) 中公文庫はまず買え!ですので。選択が少々シブイ!? 同文庫は95年に改版され、表紙がちがいます。購入の文庫はどんぶりにふどうが入っているもの、改版の文庫はかごにスイカなどが入っているもので、共に魯山人画。 こうして、お客様を「得した気分」にさせるのが、新古書店ブックオフの意図でしょう。古本屋さんのように、質で仕分けし、値付けをすると、ブックオフの独自性がない。古本屋さんは本の質に注目し取扱い、ブックオフは本をリサイクル商品として扱っている。この点がブックオフの特徴です。いわば、フリーマーケットを事業化したといいますか。 帰りに夕立に遭い、このところの暑さも少々和らぎ、ちょっと得した一日でした。
by h_osd
| 2004-07-11 01:17
| 文庫・新書
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