毎月各出版社の新刊のページに行き、その月の新刊をチェックします。そして、いい新刊があったら買うか、借りるかします。買う場合にはやはりいきつけの書店で、借りる場合はすでに登録している図書館のサイトから検索をして、ということになります。
最近何気なく気にしているのが講談社文藝文庫です。今月も次の3冊がラインナップされています。刊行は11月10日。
〔講談社文藝文庫〕
『日日の麺麭・風貌』 小山清作品集 小山清
『丘の一族』 小林信彦自選作品集 小林信彦
『半日半夜』 杉本秀太郎エッセイ集 杉本秀太郎
小林さんの自選作品集は内容を見てから、杉山秀太郎さんも本を持っているのでいいのですが、小山清さんの作品集は ?
作家 小山清さんは知りませんでしたので、少し調べてみました。そうすると、人間関係と作品内容をおおよそ理解することができました。
例えば、「
井伏鱒二:荻窪風土記:阿佐ヶ谷文士」のなかの「
小山清の孤独」を読めば、その人の輪郭がつかめます。さらにまた、今構築中の「
小山清著書目録」を見ますと、小山清さんの作品目録を見ることができます。
ネットでここまで調べられれば、小山さんの基本的なことは理解できるのではないでしょうか。しかし、この辺がネットの限界か。