「okatakeの日記」を見ますと、「おに吉 vol.3 」が出来上がったとの記事、「
2005-10-28 おに吉 3 できました!」。
<みな、中央線、荻窪、西荻、吉祥寺の指定古本屋へ急げ。>
急いで、ささまに行って、「おに吉 vol.3 」をもらって来ました。同時にしっかり10冊以上購入してしまいました。10冊以上となると、かなり重くなります。できるだけこの範囲に留めているのですが・・・・・。
その本を買う時に、奥を見ますと、なんと永井龍男さんの本が山積みになっていました。どうしてこうもいい本がまとまって入荷するのでしょうか。いつも疑問なのですが、おそらく他とは違ういい入手ルートがあるのでしょう。
それはそれとして、「おに吉 vol.3 」についてです。冒頭は「ふるほん節」でなく、今回は「仏文節」です。これは毎回上野茂都さんが作詞・作曲しています。
では今回の執筆者ですが、次の通りです。
穂村 弘 「引っ越しと結婚と古本屋」
三浦しをん 「愛を探しにいく気持ち」
南陀楼綾繁 「一九九〇年おに吉自転車ライフ」
みやこうせい「知の玉手箱」
三浦さんは私も注目している作家ですので◎です。
<新刊書店に並んでいる本が、だれでも一度は経験するまっさらな初恋だとしたら、古本は愛の本質そのものだ。>
<古本屋さんで静かに買い手を待つ古本を見るたびに、愛はめぐりめぐって決して終わらぬものなのだと、私は確信する。>
今回は岡崎編集長の一文がありません? いろいろな事情があるのでしょうが、ぜひ一文を、あるいは編集後記を。次号よろしくお願いします。