最近雑誌でも開高健さんを特集していますし、開高健さんについての本を出版されました。ブログでも開高健さんについて取り上げられています。
雑誌「PLAYBOY日本版」8月号で「ノンフィクション 開高健」を特集しています。
<本特集は、開高健のノンフクションの世界に光をあて、悠々と急いだ男の生き様を探った。>
なんと「洋酒天国」風の「開高天国」-初期ノンフィクション傑作集- が付録で付くとなると、自然と手が伸びます。文は開高健、絵は柳原良平、選は菊谷匤裕、となりますと、なおさらです。
また開高健夫人の牧羊子さんの遺志で生まれた『開高健 Portraito de Kaito』(開高健記念会)はさらに貴重な原稿や資料が掲載されているそうです。「PLAYBOY日本版」の特集から開高健さんの全貌を知りたい人はこの本を。
なのですが、なんとこの本一冊5000円。私も購入しようかどうしようか迷っています。この本の内容についてはジュンク堂の「
開高健 Portraito de Kaito」を見てください。
でも、いまなぜ開高健なのでしょうか。時代と家庭と自分とに格闘した一人の作家の生き方がわれわれに何を教えてくれるのか。あるいはその生き方が「地図を持たない旅行者」のひとつの地図になるのか。
悩んだ時は買い。誰の言葉でしたか。その誰が思い出せません。