最近書込本に当たることが多くなっています。十分本の各頁を見て確かめればいいのですが、それを怠ると書込本を購入していることがここ何冊か続いています。
人によっては書込本ありでもいい人もいるでしょう。または古本は書き込み、線引きのないものをという人もいるでしょう。これは人それぞれです。
私はどちらかというと後者ですので、結構書き込みありなしをチェックします。しかし、わさわさした店頭では、そんな余裕もありません。
例えば、田村書店の均一箱をじっくり見ることはムリです。コミガレあたりですと、昼時や夕方を除けば、それほど込み合ってもいないので、チェックは可能かもしれません。
チェックしても、あとで書き込みあるいは線引きを見つけたりすると、・・・・・。ですが、それがさらにマーカーやボールペンなんかで、書いてあると最悪です。
鉛筆ですと、あとで消すことができるのですが、これもひと仕事。赤鉛筆、これも消しても消しきれない難点があります。
最近、福原麟太郎さんの『読書と或る人生』を買ったのですが、後半にある「読書案内」のなかで、福原さんのおすすめ本が紹介されていました。
そこにいくつかの黄色のラインマークが! おそらく読んでない本をマークしたのでしょうが、まいった。
まあ、均一本ですから、あまり求めすぎるのも、とは思います。が、本を見るスピードをアップし、確かな眼で確認するという、動体視力ではなく、「静体視力」(こんな風にいうのかどうか)を強化することは必要です。