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2005年 03月 16日
一昨日は、予定外でしたが、神田神保町に行ってきました。いつものように仕事を済ませ、夕方書店巡回。田村書店から、文省堂、古書モール、東京堂、三省堂(書泉)というコースです。
はじめの3店舗は均一本を含む古本を中心に、東京堂、三省堂、書泉は新刊を中心に巡回。田村書店、文省堂が18:00(?)、東京堂19:00に終了、他は20:00で終了です。 実際は古書モールで引っかかり、昨日はTHE ENDでした。古書モールはオープン当初より、やはり品揃えがよくなったのか、あちこちで止まってしまいました。19:00過ぎにもかかわらず、会社帰りの人が5人くらい棚を見ていました。 月曜日この時間、お客様の入りはまあまあ。それでも五千何百円とか、三千何百円とかの購入があったようです。今日はいい方ではと勝手に想像していました。まとめ買いが一番うれしいとは実感でしょう。そんな雰囲気でした。 そして私はというと、時間がないので、一巡してから、引っかかったコーナーをチェック。書店は安藤書店、再度その棚を見で、3冊ピックアップ、購入しました。 『骨董屋の非賣品』勝見充男 晶文社 2004.01.25 『不安定だから強い-武術家・甲野善紀の世界』 田中聡 晶文社 2003.01.25 『残る本 残る人』向井敏 新潮社 22001.01.30 『骨董屋の非賣品』は骨董を中心に、それにまつわるエピソードが書かれており、愉しみ。大屋孝雄さんの写真もすっきりしていてよし。骨董というと、晶文社では尾久彰三さんの本。『貧好きの骨董』『これは「骨董」ではない』『愉快な骨董』の3冊。写真も大屋孝雄さんで、次回物色ということで。 また、いま注目の武術家・甲野善紀さんは近代スポーツの常識とは異なる日本古来の身体操法に基づく武術を研究し、「ナンバ走り」の提唱もしています。甲野さんの「松聲館」に詳しい内容が紹介されています。ちょっと関心あり。 『残る本 残る人』は以前にも紹介した本で、前期の蒐集対象のひとり、向井敏さんの著作です。向井さんの著作目録をまとめています。向井-開高-谷沢というつながりのなかで。 いつもは均一本をなのですが、どうも気がかりで、買ってしまいました。今月はきびしい状況にもかかわらず、まあこういうこともあっていいかと納得させ、家路へ。
by h_osd
| 2005-03-16 00:13
| 書店・出版社
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