「
文庫大好き」よりの情報。「
文化通信」2月14日付はこう伝えています。
・新教養新書「祥伝社新書」誕生。中高年男性の切実なテーマ軸に。
・日本文芸社は「パンドラ新書」。勇気、知恵を読者に。
2月28日に創刊される祥伝社新書は次の通り。
『ウチの社長は外国人』(大宮知信著)
『「震度7」を生き抜く』(田村康二著)
『模倣される日本』(浜野保樹著)
『抗癌剤』(平岩正樹著)
『ガンダム・モデル進化論』(今柊二著)
いずれも777円。隔月4冊刊行予定。
祥伝社はこの新書を創刊するにあたり、
<「今を生きる技術」と「人生充実の知恵」を追求するという。ジャンルは健康やビジネス、人間関係、文化・教養、語学、趣味など。分かりやすく、2時間程度で読めるようにする。>
そうです。
「今を生きる技術」と「人生充実の知恵」が2時間程度で読めるそうです。が、どうも最近の新書の「簡単便利」という点が気になります。技術や知恵が2時間で習得できれば、それにこしたことはないのですが。
はたして。
文庫も知らない文庫も増え、新書もまた同様に。めまぐるしく出版環境が変わっていますが、こんな朗報もあります。
・書店売上、10年ぶりに前年クリア。文芸部門、16・1%増と健闘。日販調べ。
・ブックオフ第3四半期、売上高278億7百万円に。活発に店舗展開推進。