まず昨日のブログでのミス。亀田とは誰だと友人からの指摘あり。見ると亀田光代? 直木賞作家を間違えるなんて。正しくは角田光代さんでした。深くお詫びいたします。ほんと慎重さに欠けますね。
件の退屈男さんが「
旅行ぎらい」でこうを書いています。
<つまりぼくは旅行に向かないニンゲンなのだ。きょうのお供本は
『活字三昧』(角川文庫/目黒考二著)
で、まだ中盤なのだが、はじめの方にこんなことが書いてある。
〈酒と家庭は読書の敵だ、というのは私の標語だが、旅行も読書には絶対に向かない!〉>
酒と家庭はわかりますが、さて旅行となりますと、意見が分かれるところです。私の周りにも、旅行に本を欠かせないというひともいれば、本があると旅行が楽しめないというひともいます。これは見解の相違で仕方ありません。では私はといいますと、旅行に本は読書は欠かせないほうです。
それよりなにより、読書はシンクロするんだということに驚いています。退屈男さんが「旅行ぎらい」でこの本『活字三昧』を読み紹介しています。私も先週末、この本と『活字浪漫』(ともに単行本)を一緒に購入ししました。
まだ積ん読ですが、退屈男さんの文章を読み、「活字三昧」を手に取り、中を見ました。初版で、なおかつ目黒さん本人のサインがありました。はじめはまったく気づかずにいたのですが、こんな当たりはそう出ないのでは。
こういうことも古本の意外な面白さであるとともにささやかな愉しみでもあります。