本を散歩する雑誌 [スムース]のサイトを見ていましたら、山本善行 「
e-古本泣き笑い日記」がNEWで掲載されていました。
ご承知の通り、山本さんは『関西赤貧古本道』(新潮新書)の著者。この本については「
おぼえていないときもある」が詳しい。
山本善行[e-古本泣き笑い日記]を読みますと、やられた!という思いとともに。うらやましくなります。いい本がなんと100円の均一本で買っている。
京都古本まつり、いい本が均一本として出るのだなと感心しました。例えば、十月三十日(土)、知恩寺青空古本まつりでの購入文庫。
<文庫は『森有正エッセー集成1』(ちくま学芸文庫)100円、ベンヤミン『図説写真小史』(ちくま学芸文庫)100円、大熊喜邦『江戸建築叢話』(中公文庫)100円、ヤノーホ『カフカとの対話』(ちくま学芸文庫)100円、山岸外史『人間太宰治』(ちくま文庫)100円など。>
山本さん自身が目利きなのでしょうが、これらのちくま文庫は神田の古本まつりではこの値段で出ない?そういえば、神田古本まつりに100円、200円本のコーナーがなぜか少ない気がしました。
そして驚いたことに、京都古本まつりの最終日には、25円文庫のコーナーもあり、最後の盛り上がり。山本さんが何を買ったかは「
e-古本泣き笑い日記」でご覧下さい。
やはり、古本道を極めると、こうした古本の購入ができるのだと、驚き、嘆き、そして自戒。