『男の隠れ家12月号で「書斎&DEN」を取り上げています。この特集の詳細については「積ん読帳」の「
DENってなんですか?【『男の隠れ家』'04 12.】」に掲載されています。
私の書斎空間で紹介されている作家。
吉本隆明 夢枕 獏 安部譲二 西村京太郎 山本一力 大林宣彦 安西水丸
その他、書斎写真館は次の方々。
阿刀田高 菊地秀行 澁澤龍彦 高城 剛 筒井康隆 内藤 陳 羽仁 進 藤田宜永 水木しげる 安原 顕
これらは見ますと、書斎って、なんとなくその人らしさが出ています。整然と並べられた本に囲まれた阿刀田高さん。文庫、新書、本が平積みされ、崩れ落ちそうな書斎か書庫かの内藤陳さん。尊敬する手塚治虫さんの本と映画の本のなかの大林宣彦さん。
この中で、雑然としているのですが、気になったのが吉本隆明さんの書斎です。真中にソファが置かれ、本に囲まれ、隅に机という配置。6畳の書斎で、3灯の灯りと拡大読書器で、いまなお執筆をつづけています。
そのソファーに座り、書斎の空間の1点を凝視している吉本さんの写真が掲載されています。この写真が吉本さんらしい気がします。以前よりも少し痩せられたようです。体調は回復したのでしょうか。
それぞれの書斎の雰囲気、いいですね。自分の夢の書斎もこうありたい。自分の好きなものに囲まれ、並べ方も好き勝手に、だれにも邪魔されない、そんな空間。いつかきっとなんて思ったりもします。
でもいまの空間、3畳一間ですが、これまたなかなか気に入っているのです。